韓国の慰安婦問題

質問(質問者:40代主婦)

JSRI Q2(2018年8月19日)


慰安婦の問題についてお尋ねします。2015年12月に、日本政府と韓国政府は慰安婦問題を完全かつ不可逆的に解決したはずなのに、慰安婦像は撤去されないどころか、市内バスの中に置かれたり、釜山に設置されたり、挙句の果てに合意を取り消そうという動きもあって、あまりにもひどいと思います。どうして韓国の人たちは国家間で合意した約束を守らないのでしょうか。私たちはどういう対処をしたらいいのでしょうか?


量産される韓国の慰安婦像


回答者 : 次席研究員 大島司

将来の日本人と韓国人の、真実に立脚した真の友好のために

2018年8月19日

慰安婦問題は現状は解決できない状況に置かれています。桜井よし子さんも言われるように、韓国の「反日勢力」と「共産勢力」が背後にいて、この問題を利用して「歴史戦・情報戦」を日本に仕掛けているからです。

韓国の反日勢力や共産勢力にとって、この問題は日本に対して優位に立てる数少ないカードの一つなのです。だから彼らにとっては「解決して終了してはならない問題」なのです。

彼らのブログには韓国語で「今までうまくいっている慰安婦問題を利用して、徹底的にどこまでも日本を悪者にして、いじめていこう」という内容の文章がびっしりと書き込まれています。2017年に上映された反日映画「軍艦島」は徴用工問題を捏造して日本人に歴史戦を仕掛けています(西岡力著「ゆすり、たかりの国家」ワック文庫)。

なかったものをあったと言い、日本人に加害者意識と罪悪感を持たせ続けようとしているのです。そのため彼らは慰安婦問題だけでなく、徴用工問題、関東大震災虐殺問題など利用できる問題はなんでも持ち出しています。

戦前、済州島で「慰安婦を強制的に連行しました」と作り話を言って土下座して謝罪し、朝日新聞にも大きく扱われた吉田清治という詐話師は、北朝鮮系の工作員に利用されていたもので(大高未貴著「父の謝罪碑を撤去します」産経新聞出版、より)、日・米・韓の分断を狙った北朝鮮の政治工作の一つだと考えられています。

北朝鮮は長い時間をかけて政治工作員を計画的に韓国政界に浸透させ、金大中、廬武鉉、文在寅と、歴代の韓国政権を左翼化させることに成功してきました。そして、次は南北統一を仕掛けようとしているのです。

歴史的に見ても、敵陣営を離反させ、分断し、敵国民や自国民の憎しみをかきたてるやり方は、共産主義勢力の常套手段です。ロシア革命、中国革命等みなこのやり方で革命を成し遂げてきました。


韓国は北朝鮮系左翼の謀略で日・米・韓連携から早くも脱落した、とさえ思えます。

北に飲み込まれそうな、今の韓国の危険な現状については、韓国の元軍人のイ・ドヒョンというジャーナリストが著書「韓国は消滅への道にある」(草思社)で詳しく書いています。


しかし、これら韓国の反日勢力や共産勢力による激しく執拗な「歴史戦・情報戦」にもかかわらず、じつは韓国の「従軍慰安婦」や中国の「南京大虐殺」を裏付ける証拠は何もない、ということがあきらかになっています。

2007年、アメリカのIWG(ナチス戦争犯罪と日本帝国政府の記録の各省庁作業チーム)が、日本の戦争犯罪について大規模にかつ徹底的に調査を行い、調査結果の最終報告書を米国議会に提出しました。

7年以上の歳月と3000万ドルもの資金を投入し、機密公文書850万ページが調査されました。しかし韓国の「従軍慰安婦」や中国の「南京大虐殺」を裏付ける証拠は何もない事があきらかになったのです。韓国や中国の反日勢力は証拠もなく日本の戦争犯罪をねつ造し、主張しているわけです。

さらに、韓国の人たちの中にも、これら反日勢力や共産勢力による洗脳から脱却してきた人たちも少なくありません。

韓国の人たちは、韓国初代大統領の李承晩(りしょうばん)以降、現在に至るまで、70年にもわたって徹底的な反日教育を施され続けてきました。しかも韓国では親日というレッテルを貼られたら社会から抹殺されるのです。反日の洗脳を解くのは並大抵のことではありません。

にもかかわらず、これに疑問を呈する、金完燮(キムワンソプ)氏の『親日派のための弁明』(2002年)などの著書も出版されました(もっとも金完燮氏は「戦前の日本の朝鮮統治を肯定的に評価した」という理由で処罰されましたが)。

それにいまや韓国といえどもインターネット社会です。永久に真実に蓋(フタ)をし続けることはできるものではありません。

中国や韓国の反日勢力・共産勢力による日本に対する「歴史戦・情報戦」に対しては、我々はこれらの事実を知ることによって、事実に立脚し、動揺することなく、感情的にもならないことが重要です。

国内でも海外でも、人から意見を求められたときは冷静に事実のみを淡々と語っていけばよいのです。事実ほど強いものはありません。

将来の日本人と韓国人の、真実による真の友好を見据えていくことが大切です。